「インターステラー」の話をしよう、第2回 キャスティング編
ご機嫌いかがですか。
おりまーです。
「インターステラー」の話をしよう、第1回 - おりまーおりまーす。
第1回でばやっと全体の感想を書いたから、第2回ではキャストにフォーカスをして書きます。
今回はネタバレあります。
サプライズキャスト
マーフィー
事前情報をぜんぜん入れてなかったので、ジェシカ・チャスティンがマーフィーの配役だったことに驚いた。
今回も演技派の俳優で固めてきたなと。
序盤の幼少期マーフィーの子役が可愛くて演技もすごい。
賢くて、繊細で、孤独さのある役を演じきってる。
クーパーとのお別れシーンで、まずこの映画1回目の涙を流してしまった…
ググってみるとマッケンジー・フォイという俳優らしい。
映画公開時まだ14歳(驚愕)。
トワイライト・サーガの最終章が映画初出演。
これから注目の俳優です。
マン博士
これが一番のサプライズ!!!
マン博士は最初に惑星探索に行ったうちの一人。
彼は雲まで凍る極寒の惑星で冷凍睡眠で一人の所をクーパーたちによって起こされる。
その配役がなんとマット・デイモン!!!!!
ジェイソン・ボーン!!!!!(笑)
マット・デイモンファンとして狂喜乱舞した。
席から立ち上がるかと思うくらい。
さらにこのマット・デイモンの役がもうF○CKな役。
この星は人類が住むのは無理だけど、一人で死ぬのは怖いから嘘の信号を流してクーパーたちを呼び寄せていたことが分かってしまう。
これで結構クズだなーと思った。
その後一人生き残ろうと仲間を殺したり、宇宙船を乗っ取ろうした挙句半壊させたり…
独善的な人間をマット・デイモンが演じたのは新鮮でこれはこれはで良かった。
でもクズだったなー。
ロボット
喋れて、動ける鉄板が出てくる。
TARSとCASEという人工知能ロボット。
そして人工知能のロボットっていうのは「HAL」そのもの。
どストレートなオマージュでした。
最初この2枚のロボットは絶対「HAL」みたくクーパーたちを裏切るって思ってた。
しかし、まさかのジョークもべらべらのめっちゃいい奴ら。
映画後半にCASE、TARSが犠牲になってブラックホールを脱出するシーンは人間でもないのに泣いてしまった。
ロボットにこんなに感情移入というか、別れが辛いと感じさせる映画は今までになかった。
将来AIが普及したらこんなことを自分も感じてしまうのだろうか。
配役というよりもキャラクターの描き方がサプライズだった。
まとめ
マット・デイモンが出て一番びっくりした。
ノーラン映画にこれからも出続けてほしい!!!