おりまーおりまーす。

生活支援員:僕の体の70%は「小島秀夫」でできている。映画について書きたいと思う。

「フューリー」の話をしよう

明けましておめでとうございます。

おりまーです。

 

 

早速ですが、今年の映画初めはブラッド・ピット主演の「フューリー」でした。

 

 

 

あらすじ

第二次大戦末期に

ブラピとその仲間が戦車に乗って

ナチ相手に孤軍奮闘

 

 

 

 

 

評価

★★★★☆

 

 

 

めっちゃ面白い。

2014年の10本に入れて良かった。

去年の内に観たかった。

 

 

 

 

 

見所

 ブラピとその仲間

登場人物は基本的にブラピを含めた戦車に乗ってる5人。

5人しか居ないが皆キャラが立ちすぎてる

ナチ大嫌い軍曹。

聖書大好きな奴。

愉快なメキシコ系。

訳わかんない奴。

戦闘マシン。

 

 

 

 

 

徹底した破壊描写と戦闘シーン

戦車対戦車のシーンは圧巻

ブラピ側の戦車はしょぼいのしかないけどナチ側の戦車がべらぼうに強い。

タイガー戦車っていう大戦中に無双した戦車があって、現存するタイガー戦車を本当に走らせて戦闘シーンを撮ったらしい。

迫力満点。

15禁映画だから戦闘シーンで頭とか脚とか腕などがバンバン吹っ飛んで容赦ない。

 

 

 

 

 

FURY

この映画のタイトル「FURY(フューリー)」は戦車の名前。

漁船で言うところ「何とか丸」的な。

戦車の名前であると同時に、これはブラピ演じる軍曹の感情だと感じた。

 

 

 

戦争に対する感情である。

最初ブラピはドイツ人が全部嫌いなのかと思ったがそうではなかった。

ドイツ人の女性と心を通わすシーンもあり、FURY(怒り)は戦争そのものへの感情だった。

 

 

 

FURYをフィルターにして5人の戦争への感情が見えてくる。

恐怖。

慈愛。

歓喜。

狂気。

 

 

 

 

これはまさに「METAL GEAR SOLID 3」のコブラ部隊

戦争と戦車をフィルターにした、5人の人生が見えてくる。

 

 

 

 

 

まとめ

ずっと手に汗握る2時間です。

リアルな戦闘シーンを全身で浴びてください。

年明けもまだ上映してる劇場は多いのでぜひ観ましょう。

第二次大戦終戦から今年で70年

こういうタイミングでこんな映画を観るのもなんだか考えさせられる。

 

 

 

戦争は賛美されるものではない。

しかし、軍曹の言葉を借りるなら

「理想は平和だが、歴史は残酷だ。」

 

 

 

理想を背負って、今この時を必死に生きている。

そんな男達を観ていると目頭が熱くなる。

 

 

 

 

 

余談

ブラピの髪型のせいで「ONE PIECE」のスモーカー准将に見える。

今作の監督のデヴィット・エアーによるクライムサスペンス「エンド・オブ・ウォッチ」もオススメ。


映画『フューリー』予告編 - YouTube

 


『エンド・オブ・ウォッチ』予告編 - YouTube