「All You Need Is Kill」の話をしよう
ご機嫌いかがですか。
おりまーです。
最近日本のラノベを原作としたSF映画が話題になりました。
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 桜坂洋,安倍吉俊
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/12/18
- メディア: 文庫
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「All You Need Is Kill」です。
あらすじは、
「ギタイ」と呼ばれるエイリアンによって、ヨーロッパの多くを奪われてしまった近未来の地球。
トム・クルーズ演じるケイジは軍の広報官だったが、ひょんな事から前線へ駆り出される。もちろん、実戦経験の少ないケイジは戦場であっさりと戦死する。
だがなんと、次の瞬間ケイジは出撃前の瞬間へと戻っていたのだ。
彼は時間軸へのループへと巻き込まれ、そしてループの中で軍の英雄リタと出会い、真相へと迫って行く。
ボキャブラリーが少なくて困ってますが、この映画新鮮でめっちゃ面白いです。
- うだつが上がらないトム・クルーズ
- ゲームの様な映画
- うまくハリウッド化している
この3つがポイントです。
まず、トム・クルーズ演じるケイジが最初は全然かっこ良くない。
これがすごく新鮮。
戦場から真っ先に尻尾巻いて逃げるような奴です。
次にこの映画は、日本ではハルヒ、時かけで有名な「ループもの」の話です。
よくある展開じゃん。と思いますが、ケイジは自分からループしようとはしていない。
本気で戦って負けてしまうか、英雄のリタにこれじゃあ駄目だとわざと銃で撃たれてのループとなっています。
ゲームで言う所のリセマラがふんだんに取り入れてあるのが、これまた新鮮。
最後にいい意味でハリウッドらしくなっている事です。
原作は読んでないですが、原作の主人公ケイジは少年です。
劇場版はトム・クルーズでおっさん将校です(笑)
これだけでハリウッド感がでますね。
仕事できないおっさんが成長していく過程はまさに、レベル上げを乗り越えてボス戦に備える事に似ています。
これが感情移入できる要素の一つだと思います。
舞台も日本近くの架空の島からヨーロッパになっており、ビッグベンやルーブル美術館など馴染みのある建物も描かれています。
主な戦場となるノルマンディーは、まさにノルマンディー上陸作戦!!!
「史上最大の作戦」を彷彿させます。言いすぎですね。
本当にゲーム感覚で観ることのできる映画です。
また、監督のダグ・リーマンは「ボーン・アイデンティティー」や「Mr. & Mrs. スミス」をなどの作品も監督しています。
この監督作品はテンポの良さ、音楽のセンスも去ることながら、恋愛要素も入ることがいいスパイスになっています。
上映終了間近だと思いますが、日本が生んで、ハリウッドでまだ進化を遂げたこの作品をぜひ劇場で、そして3D観てください。
余談ですが、予告映像流れる「This Is Not The End」という曲もめっちゃいいです。
映画 『All You Need Is Kill』 日本語字幕 - YouTube
映画「ボーン・アイデンティティー」劇場予告 - YouTube
映画「Mr.&Mrs.スミス」日本版劇場予告 - YouTube